なぜMONOEDGEは「数えるほどしか並べない」のか
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JOURNAL
MONOEDGEに並ぶ商品は、いつも数えるほどしかありません。理由を、正直にお話しします。
ECサイトを立ち上げるとき、多くの選択肢が用意されているほうが、訪れた人に親切だという考え方があります。比較検討できる。好みに合うものが見つかりやすい。それ自体は、正しい発想だと思います。
ただ、MONOEDGEは、その道を選びませんでした。
Mech Wallet(Wasteland)
選ぶことは、断ることでもある
私たちが商品を選ぶとき、真っ先に見ているのは「機能に裏付けられた美しさがあるか」という一点です。素材の質感、余白の取り方、比率。飾るための装飾ではなく、道具としての合理性から生まれた佇まいかどうか。
この基準に照らすと、世の中にある大半のプロダクトは、候補から外れていきます。悪い商品という意味ではありません。ただ、私たちが「働く大人の所作を整える」という目的のために置きたいものとは、違うというだけです。
引き算の先にあるもの
デザインとは、要素を足すことではなく、これ以上削れないところまで引き算をすることだと、私たちは考えています。これは商品そのものだけでなく、商品の並べ方にも当てはまります。
棚に何十、何百という商品が並んでいると、一つひとつの存在感は薄まります。逆に、数を絞ると、残った一つひとつに向き合う時間が生まれます。作り手が何を考えてこの形にしたのか、なぜこの素材を選んだのか。そうした背景まで、丁寧にお伝えできるようになります。
Mech Wallet(Horizon)
数の少なさは、まだ通過点です
正直に言うと、今はまだ、選べる商品自体が多くありません。バッグから文具、ガジェットまで、幅広いカテゴリーを扱っていく計画はありますが、急いで棚を埋めるつもりはありません。基準に合う一点に出会うたび、時間をかけて迎え入れていきます。
数えるほどしかない、という今の状態は、妥協の結果ではなく、選び方そのものが理由です。その姿勢だけは、これから商品が増えていっても、変わらないつもりです。
本記事はMONOEDGE編集部が執筆しています。